相場 market 2004 3 11

 株式市場のことを、よく聞かれますが、
基本的に、「わからない」と答えています。
正直に言えば、3か月先が、どうなっているか、わかりません。
 今の相場は、プロ向けの相場だと思います。
あるいは、ベテラン投資家向けの相場だと思います。
 「異常な超低金利」という環境での相場は、
人為的な色彩が強くなります。
これは、「作られた相場」に近いと思います。
 本当に、相場に自信が持てるのは、
異常な超低金利が終了し、
ある程度の金利があっても、経済成長している時です。
 昨年、このサイトで書きましたが、
預金の利子は、3%程度が妥当だと思います。
こういう環境で、経済成長すれば、強気の相場と言えます。
 今の相場は、マトリックスです。
マトリックス第一作目で、
マトリックスとは、どういうことか、説明があったでしょう。

 投資家と持ち上げられても、
現実には、気の毒な投資家も多いのです。
 こうした投資家は、高齢者に多いのです。
負け組の金融商品を所有している場合があります。
 高齢者世代は、「ババ抜き」というトランプで鍛えられているはずです。
それなのに、なぜ、負け組の投資家なのか。
 「ババ抜き」というトランプで、よく負けていた人は、
株式投資など、リスクのある投資は、やめるべきでしょう。
 そういう人のために、貯金があるのです。
にもかかわらず、政府の政策によって、
貯金の利子は、ゼロに近いのです。
これは、高齢者の資産形成を、政府が妨げているのです。
超低金利時代の犠牲者は、高齢者だと思います。






























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